岡山県の北西部、中国山地の緑に抱かれた新見市は、豊かな自然美に恵まれています。「西の尾瀬」と呼ばれ貴重な湿生植物群が生息する「鯉が窪湿原」をはじめとして、「井倉洞」「満奇洞」といった鍾乳洞や素晴らしい景観を持つ山々を有する自然豊かな地です。

また、旅と故郷を愛した国民的歌人「若山牧水」が「幾山河　こえさりゆかば　寂しさの　はてなむ国ぞ　けふも旅ゆく」の詩を詠まれた地でもあります。

この素晴らしい自然に満ちた新見市の山野には、古くから野生の猪が多く、その肉は上質で美味であり、栄養価も高いことから、冬は「ボタン鍋」として全国各地の郷土料理などで親しまれています。その味わいたるや、煮込むほどにやわらかく、味わい深い美味しさになることで知られ、冬季旬の味覚として珍重されています。

 私ども哲西郷趣膳　水上は、当地山野で育った山猪の創作料理を得意とし「山豬 彩肴膳」と銘打ち野趣あふれる郷土自慢の味として酒肴惣菜を永くに渡り手掛けてまいりました。山猪の、本物の美味しさをじっくりとご堪能くださいませ。